必須: セクション、英文タイトル、和訳タイトル、著者名、キーワード(5つまで) 追加: 図表キャプション、要約(200文字程度)、訳者コメント それぞれ、区切りのため<section> ・・を付けました。 数字と英字、空白(スペース)、%、$、#、&、/、-、*、+、=、などの記号及び<>は、半角文字 漢字、ひらがな、カタカナ及び()は、全角文字 英文中の句読点は、半角の ,. 和文中の句読点は、全角の,. に統一しました。 これを書式なしのtext形式ファイルにし、ファイル名は VOL.45 p.272の場合 45-272.txtで 添付して dioxin-l@ee-net.ne.jp宛てに 送信。 ----------------------------- <Vol, page No.> 45, 272-275 <section> ENVIRONMENTAL FATE AND TRANSPORT <English title> WASH-OFF OF SOCs FROM ORGANIC FILMS ON AN URBAN IMPERVIOUS SURFACE <Japanese title> 都市不浸透表面における有機膜からの半揮発性有機化合物(SOCs)の流失 <Authors> M.L. Diamond, S.E. Gingrich, G.A. Stern, B.E. McCarry <Keywords> SOCs, wash-off, PCB, PAH, organochlorine pesticides <Japanese keywords> SOCs, 流出, PCB, PAH, 有機塩素農薬 <Captions> 表1 膜の粗量,膜の厚さ,模擬降雨前(全体)後(残留)における膜中のSOC濃度及び流出率. 検体数は, 都 市3,都市近郊3(カナダ,トロント).掲載した数値は,範囲,算術平均. 図1 a)PCB同族体,b)PAH及びc)有機塩素系農薬の膜(全体及び残留)中の組成. 図2 n-アルカン,PAH,PCBs及び有機塩素系農薬の溶解度に対する流出割合(%) <Summary> 都市環境における汚染物質の動態を調べるため,窓ガラスを都市の重要な構成要素の一つと みたて, 人工降雨によってその表面から流失するSOCsの量を見積もった.人工降雨によって48%(n-アル カン) から79%(PAH)の物質が流失したが,流失率は物質の濃度や溶解度に依存しなかった.このこと は, SOCsの大気中から表層水(surface water)への移行に(ガラス表面等の)有機膜が一役買っているこ とを示していると考えられる. <Comments by translator> 著者らは,有機膜が大気中のSOCsを吸着・濃縮し,それを降雨が洗い流すことを想定している. しかし,膜自身が洗い流されるのか,あるいは膜中の物質のみが洗い流されるかという点を 明確に していない.人工降雨後の膜量及び膜厚の測定がされていないのが残念.動態モデルを 考える場 合, その機構の解明も大切になる.
<Translator>
橋本俊次
<end>
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<Volume, page No.>
45, 344-347
<Section>
ENVIRONMENTAL FATE AND TRANSPORT - POSTERS
<English title>
TOTAL TEQ EMISSIONS (PCDD/F AND PCB) FROM INDUSTRIAL SOURCES
<Japanese title>
工業的発生源からの全(PCDD/PCDF及びPCB)TEQ排出
<Authors>
P. Luthardt, J. Mayer, J. Fuchs
<Keywords>
Total TEQ, PCDD/PCDF, PCB, congener
<Japanese keywords>
全TEQ, PCDD/PCDF, PCB, 同族体組成
<Captions>
表1 工業的排出源
図1 工業的発生源からの全TEQ排出
図2 相対的TEQ排出量とPCDD/PCDFとPCB の占める割合.
図3 個々のPCDD/PCDF異性体の全PCDD/PCDF-TEQへの寄与
図4 個々のPCB異性体の全PCB-TEQへの寄与
<Summary>
工業的排出源からのPCDD/PCDF-TEQ排出のどの程度がダイオキシン/フランによるもので,どの程度がPCBによるものかを測定した.全TEQ排出量は,火葬場,焼結工場,都市ゴミ焼却場において最大であった.近代的な都市ゴミ焼却場,危険廃棄物焼却場,セメント工場からは,0.1ng/m3以下のTEQ排出量であった.PCBによる寄与は20%以下であった.最も大きな寄与をしたコンジェナーは,2,3,4,7,8-PeCDF
と 1,2,3,7,8-PeCDD であった.OcCDD とOcCDF の寄与は小さいことが示された.PCBについては,PCB-126の寄与が主であった.
<Comments by translator>
<Translator>
田中 信男
<end>